公開:2017/08/25 (更新:2017/10/17)

トレンド

「SWELL(スウェル)」リップル主催のカンファレンスついに開催。XRP価格への影響は。

8月後半に行われたカウントダウン告知で見事XRPの価格釣り上げを成功させた、リップル主催のカンファレンス「SWELL(スウェル)」が、10月16日 20:00〜(日本時間/10月17日 1:30〜)より3日間に渡って開催します。

実施の概要やイベントの開催に伴うXRPの価格推移を確認しておきたいと思います。

SWELL(スウェル)開催概要

「SWELL(スウェル)」は本日(10月16日 20:00)より、トロントの「メトロ・トロント・コンベンション・センター」で開催されます。

日本時間だと明日の深夜(10月17日 1:30頃)からとなります。

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イベントの主な議題は下記。

●10月16日:
元連邦委員会委員長のBen Bernanke博士(2006 – 2014年)が最初の基調講演者となり、ブロックチェーンの状態について

●10月17日:
ワールドワイドウェブの発明者、ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏はの基調講演

●10月18日:
「Blockchain Revolution」の著名な共同執筆者であるドン・タップスコット(Don Tapscott)による、金融業界をより良く変革する一連のソリューションについて

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「SWELL(スウェル)」開催までの動向と相場

「SWELL(スウェル)」は、その開催や内容が明らかになるまでにいくつかの段階を踏んできました。

そして、リップル社の真意であるか否かは別としても、情報をコントロールすることでXRPの市場価格を引き上げることに成功しています。

公式Twitter場でカウントダウン開始(8月21日)

「SWELL(スウェル)」の告知は、当初その内容が全く明かされない状態で、リップル公式Twitter上でのカウントダウンから始まりました。

カウント“3”からスタートし・・・

3日間かけてカウントダウンをした末に初めて明るみにしたのが、今回の「SWELL(スウェル)」の開催でした。

このカウントダウンの間にXRPは大きな価格上昇を記録しました。

「SWELL(スウェル)」開催の告知(8月24日)

カウントダウン終了時点では開催に関する詳細は説明されませんでした。

この時点で発表されたのは以下の内容です。

Recently our customers requested that Ripple bring together leaders in banking and blockchain who are committed to changing the way the world moves money today. Challenge accepted. Today, we’re pleased to announce Swell: The Future Is Here, taking place in Toronto from October 16-18.

Swell is attracting a roster of payments experts and industry luminaries to discuss trends, success stories of blockchain implementations and real-world blockchain use cases to meet changing customer demands for global payments.

訳:

私たちの顧客は、世界(経済の)トレンドを作っている銀行やブロックチェーンのリーダーたちを集めることを要求した。(リップルがそのような会合を開くべきだということを)

そこで、Swellが10月16日-18日にトロントにて開かれることとなりました。

Swellは、変化する顧客の要望に寄り添うブロックチェーン実行の成功事例や、現実世界でのブロックチェーン使用事例の議論の場として、国際的な決済システムに関わる専門家など、業界の著名人を招集します。

またこの時点で、今回のメインパーソンとなる2名参加も公開されました。

ベン・バーナンキ
連邦準備制度理事会議長(2006年〜2014年)

ティム・バーナーズ=リー
ワールドワイドウェブ(web)の発明者。
HTML(Hypertext Markup Language)とHTTP(Hypertext Transfer Protocol)というウェブの2つの画期的な構成要素も発明。

「SWELL(スウェル)」開催のアジェンダ公開(9月12日)

この時点で今回実施される内容の詳細が全て公表されました。

最初の発表のときに公表された日程に加えて3日間の工程や、参加者の追加情報などです。

リップルと関わりの深い日本のSBIグループからは、

沖田隆氏(SBIリップルアジアCEO)
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安藤信男氏(SBIレミット代表取締役)
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が参加することがわかりました。

開催までの相場変動

下は、告知前のカウントダウンが始まってから開催日に至るまでのチャートです。

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①カウントダウン開始(21円)
②「Swell(スウェル)」発表(24円)
③アジェンダ発表(23円)
④「Swell(スウェル)」開催(30円)

カウントダウンでの高騰が目立ち、その後は失速傾向。

アジェンダの発表はほとんど市場に影響しませんでしたが、開催に向けて確実に価格高騰してきました。

結果、現時点では30円と高値を付けています。

開催期間中の価格推移はどうなるか

開催を目前にリップルからはいくつか重要なニュースの発表がありました。

市場の傾向としては、ことが起こるまでの期待で高騰、その後下落して安定という動きを繰り返しています。

今回もここまで期待が高まった状態で実施されるカンファレンスの中で、その期待を超えるような内容が展開されなければ価格は反発して落ち込む可能性もあります。

しかし、ここまで大げさに進められてきたイベントであるからこそ、リップル社としてはそれなりの自身があるのかもしれません。

少なくともリップルを保有しているのであれば、この3日間の動向には注目しておくべきでしょう。そして、

万が一価格が大きく変動し出す場合を予期して、すぐに取引が行える準備はしておいた方が良いとも思われます。

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1 個のコメント

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