東急東横線学芸大学駅の西口より徒歩5分の駒沢通り沿いにあるバー「ゴールデン(GOLDEN)」は、2018年2月のリニューアルオープンとともに仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)の決済に対応。以来、リアルな交流の場として仮想通貨コミュニティの人々に利用されています。
ビットコインキャッシュ(BCH)決済導入でリニューアルオープン
昨年(2017年)は家電量販店のビックカメラやショッピングモールのマルイなど大手企業がビットコイン(BTC)決済を導入したことでマスメディアでも大きく取り上げられるようになり、年末頃にはビットコイン以外の仮想通貨を決済手段に導入する店舗も現れはじめました。
学芸大学のバー「ゴールデン(GOLDEN)」は2016年から営業を続けていますが、オーナーを変更して2018年2月にリニューアルオープン。この時点から仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)による決済対応を開始しました。
本来のバーが持つパブリックな場としての利用はもちろん、カウンターのみ全6席という規模感や「仮想通貨バー」というセカンドコンセプトからクローズドな雰囲気で会話やお酒を楽しむこともできる。
リアルな仮想通貨女子に出会えるかも
バー「ゴールデン(GOLDEN)」には元々メイド喫茶で働いていたという店長が常駐しているほか、不定期で「仮想通貨女子」がカウンターに立つこともあるそうです。
「仮想通貨女子」とは、実際に仮想通貨を持っていたりブロックチェーン技術を活用したサービスを利用していたりと様々な立ち位置で、仮想通貨のコミュニティへTwitterをはじめとするソーシャルメディアを介して日常的にアクセスしている若い女性のこと。
仮想通貨は元々フィンテックに関わる技術者などから主に注目されてきましたが、技術が実際に活用されるフェーズに発展すると10代の頃より日常的にネット文化に慣れ親しんできたいわゆる「ネットネイティブ」世代に広がっていくようになりました。
仮想通貨のコミュニティにはそんなネットネイティブ世代の女性が2017年中頃から急激に増加しています。
学芸大学駅にあるフルーティー大介さんがやってる @FruityDaisuke 仮想通貨決済できるbar golden で今日から働きまーす^ ^https://t.co/LxmC437o9r pic.twitter.com/TPFGHh3A9I
— じゃすみん@仮想通貨 (@jasminekasotuka) 2018年4月3日
最近「仮想通貨女子」の間で流行っているのは「DApps」と呼ばれるブロックチェーン技術を活用したゲームだそう。
ビットコインキャッシュ(BCH)決済導入の経緯
現オーナーであるDaisuke☆暗号通貨☆Dee☆@FruityDaisuke氏は、2017年の初め頃よりICO(企業などが仮想通貨の技術を活用して新たなプロダクトを創出する際に行う資金調達)への投資をメインに仮想通貨へ関わってきましたが、投資対象としてだけでなく通貨としての機能を一般に普及させたいという想いからバー「ゴールデン(GOLDEN)」の運営に着手しました。
ゴールデン(GOLDEN)のカウンターに立つ仮想通貨女子
じゃすみん@仮想通貨@jasminekasotukaさん(左)
もっち*仮想通貨@mochi0031さん(右)
ビットコインキャッシュ(BCH)を対応通貨に決めた理由は送金速度と手数料の安さ。
この通貨は、現実問題として決済完了までに時間がかかる上手数料が高く少額の決済に不向きと判断されたビットコイン(BTC)の代替として産み出されました。
導入過程では、ビットコインキャッシュ(BCH)の実店舗導入を推進する雨弓(Ameyumi)@rain_vc氏の協力を得ています。
雨弓(Ameyumi)@rain_vc氏はビットコインキャッシュ(BCH)を様々なサービスにおける決済手段として普及させることを目的に、BCH決済ガイドラインの作成や関連イベントの企画・運営などを手がけています。
【BitcoinCash決済ガイドライン1.0】
お店側がBCH決済を導入する際に必要なもの・必要な知識を8枚にまとめました。
経理上の処理やウォレットの操作などはまた改めてまとめたいと思います。#BCH決済 pic.twitter.com/x2dr3VhyBM— 雨弓(Ameyumi) (@rain_vc) 2018年1月25日
店舗目線で決済導入時に必要な知識や手順などをまとめたマニュアルを提供し、導入を希望するサービス事業者をサポートする活動を行う。
仮想通貨を一般化させたい
ボラティリティの高さから魅力的な投資対象として話題となった仮想通貨ですが、それらの多くが生み出された本来の目的は現在の限られた通貨だけがもつ機能に置き換わって価値交換の手段を多様化させること。
バー「ゴールデン(GOLDEN)」が目指すのは、そのような目的で開発された仮想通貨を日常生活と限りなく密接な存在として定着させトラストレスな世の中を実現する為の一端を担うことだそうです。
BAR GOLDEN(ゴールデン)
席数 : カウンター6席
住所 : 〒152-0001 東京都目黒区中央町2丁目40-10
アクセス : 東急東横線「学芸大学駅」徒歩5分
営業時間 : PM8:00~AM4:30(月曜定休日)
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