仮想通貨の高騰や下落が話題になると、それに付帯して毎回呟かれるのが取引所のアクセス、ログインの問題。
いざ「すぐ売りたい」「すぐ買いたい」というときに取引所が機能しないと、大きな機会損失になりかねません。
そこで、仮想通貨の取引をする上でこの様な問題が比較的起こりにくいであろう取引所を検証したいと思います。
仮想通貨界隈で頻発する「アクセスできない」問題
現状、国内大手と言われる仮想通貨の取引所では、大事な局面でアクセストラブルが発生しがち。
過去、幾度のとなく発生した仮想通貨の高騰や下落のタイミングに「コインチェック・ビットフライヤー・ザイフ」取引所で発生したトラブルの事例を確認して見ます。
仮想通貨の取引を行う上で起こり得るリスクを認知しながら、健全な資産運用を行うことを推奨します。
コインチェック
現在、アクセスが集中しており繋がりにくい状態となっております。大変ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2017年11月2日
過去、リップル(XRP)の価格が一気に10倍以上に高騰した時期、コインチェックにてメインサーバーがダウンするという事件が起こりました。
#仮想通貨#リップル
28円事件勃発。
12時間程度の間に28円から19円まで値下がり。コインチェックの鯖落ちも重なり大荒れ。鯖落ち間の売買はロールオーバーされパニック気味になりました。新規参入や信用買いなどの握力の小さい人は退場を強いられたかもしれません。 pic.twitter.com/Q3Ccmm18Nz— 仮想通貨最前線 (@BITC0INjapan) 2017年5月9日
そして、この時にコインチェックが取った措置が「ロールオーバー」。つまり、一定期間内に実行された取引を白紙に戻したというとです。
ビットフライヤー
APIリクエストが急激に増加しているため、サーバーの負荷が高まっています。
現在対策を進めておりますが、今しばらくご不便をおかけいたします。— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2017年10月31日
特にビットコインFXのサービスを提供している「bitflyerlightning」では、動作が鈍化し、注文が出せないというトラブルは日常茶飯事です。
ビットフライヤーは常に重いから障害か平常運転か分からないよね…
— オプkaw (@kawaopu) 2017年9月21日
ビットコインFXなどのレバレッジを利用した仮想通貨取引では特に短時間でのアクションが必要となるため、少しでも動作が重くなると問題です。
ザイフ
19:06 から19:20 までキャッシュサーバーに問題が発生し、一時的にページに繋がりにくい状態となっておりました。
現在は解消しており正常に稼働しております。
ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。
詳細は情報をまとめ次第記載させていただきます。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2017年10月27日
同社が運営するICOプラットフォーム「COMSA(コムサ)」のトークンセールにおいてもアクセストラブルが頻発。
【メンテナンスのご案内】運営からのお知らせです。ダッシュボードの負荷安定を確認し、システムメンテナンスを実施致します。メンテナンス1回目(10月12日(木)16時〜18時)、メンテナンス2回目(10月13日(金)15時〜17時)https://t.co/90JahQi3cV
— COMSA Japan (@comsadotio) 2017年10月12日
「割引でCOMSAトークン(CMS)を購入できる機会に参加できない」などの機会損失が発生しました。
仮想通貨事業、発展途上がゆえ
現在大手としてユーザーを多く抱える仮想通貨の取引所は、現実問題として、まだまだ歴の浅いベンチャー企業。
どの取引所も常時“従業員急募状態”で、事務所もすぐにキャパオーバーで移転を繰り返している状態です。
ただし、仮想通貨の市場規模拡大、関連企業の発展という観点ではむしろ評価されるべき点であり、実際にこれらの取引所が仮想通貨市場の拡大に貢献してくれたおかげで日本が仮想通貨大国と呼ばれるまでに短期間で成長しました。
とはいえ、「今まさに約定が必要」というタイミングで発生するトラブルを回避するにはどうすればよいでしょうか。
FX大手の実績に期待が高まる
現在国内では、FX大手として長年信頼と実績を重ねてきた企業への期待が高まっている流れがあります。
大手FX業者や証券会社に参入してきてほしいですね~ アクセス過多でサーバー落ちるってよく考えたら酷いですよね。
— Sawa Azumi (@SawaAzumi) 2017年11月3日
そんな中で、FX大手として有名な「GMO」「SBI」「DMM」の各社が仮想通貨取引事業に参入する動きがありました。
現在すでに仮想通貨取引のサービスを開始しているのはGMOの運営する「GMOコイン」です。
「GMOコイン」とは
GMOコインは、「GMOクリック証券」などに代表される、インターネットでの先物取引サービスを提供するGMOインターネット株式会社グループが運営する仮想通貨の取引に対応したサービスです。
GMOは、SBIやDMMなどと並び、国内でFXの大手取引所として実績を積み上げてきました。
・取引ツールが秀逸
・サポートが充実
そして、上記のようなGMOのメリットがGMOコインにも活かされ、差別化が激化してきた仮想通貨取引所の中では後発ながら、
“ビットコインFX”する人で、なおかつ“スマホで取引を完結したい人”
の需要を満たす取引所として確立されつつあります。
スマホで簡単にビットコインFX取引
GMOコインでは、FX大国と呼ばれる日本のFXユーザー向けに改良が重ねられてきたシステムがビットコインFXにもしっかり反映されていて、
●スマホ画面でも簡単に取引できる
●スムーズな操作性
という利点があります。
各仮想通貨の取引所も、仮想通貨関連のサービスに関しては益々充実してきているため、アクセスの問題に関しても迅速に改善をして頂きたいところですが、現時点では「GMOコイン」に頼るのが無難かもしれません。
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