仮想通貨ビットコイン(BTC)の価格が過去最高値の41万円を記録しました。
高騰の理由として大きな要因の一つは、長期に渡って課題とされていたSegWitがロックイン(実装)されたというニュースでしょう。
しかし、このロックインによって先に予期されていたSegWit2x実行の有無については更に混沌とした状況となりました。
今回のロックインについての詳細と、それによる今後への影響をまとめたいと思います。
【8月12日】ビットコイン(BTC)40万円を超える
先日35万円を超えて過去最高値を記録したビットコインが、本日更に高騰し40万円を超えました。
41万円程を天井として現在は落ち着きを見せている状態です。
高騰の理由はSegWitのロックイン
高騰の理由は、8月9日時点でegWitがロックインされたことが報じられた為です。
コア派(SegWitの推進派)によると、長期にわたって問題とされていたビットコインのスケーラビリティー(容量不足)問題がついに解決したと説明されています。
これからロックイン期間を経て、先の8月23日にアクティベート(運用開始)が予定されています。
SegWit2xは実行される?
SegWitのロックインとともに、ビットコインコア派は、
SegWit2xのクライアントであるbtc1を使用しているマイナーノードがビットコインコアクライアントに接続できないようにする。
と発表しています。
しかし、一方でSegWit2xを進めるワーキンググループは、
計画に変更はなく、計画N3ヶ月後の11月にはハードフォークを実行する。
という方向性を再度示しました。
コア派とSegWit2x推進派の対立の理由は?
SegWit2xを実行することでビットコイン最大の特徴である「信頼できる第三者を必要としないシステム」の機能が失われ、特定のグループによる中央集権的な支配構造になることの懸念が主な争点となっています。
今後のビットコイン相場は?
両者の派閥は未だ歩み寄りの兆しを見せておらず、11月(ハードフォークが予定されている時期)まで縺れて行く見通しです。
しかし、直近の状況だけで考えれば、ビットコインの取引額は高値を記録し続ける可能性が高いでしょう。
直近で過去最高値を更新し続けている状況からも、投資判断として短期的には売り。
今のうちに、価格の下がっている通貨を購入してポートフォリオの底固めをしておくべきという見方もできます。
ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)が日本円で購入できる取引所はコインチェックです。
コインチェックでは、主要銘柄とされるリップル(XRP)・イーサリアム(ETC)・ネム(XEM)も取り扱っています。
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