ビットコインの支払いを導入する店舗が話題に上がったり、短期間で取引額が何倍にもなっていることが報じられたりと、ここ最近ではテレビなどでビットコインや仮想通貨の単語を耳にする機会も増えてきた印象です。
ビットコインを始めとする仮想通貨は文字通り通貨として開発されましたが、ここまで注目を集めた理由は価格の高騰です。
ここでは、
・仮想通貨の知識ゼロ。
・株やFXなどの経験もまったくなし。
という方の為に、
仮想通貨の技術的な説明は省いて、純粋に投資対象としての仮想通貨取引の始め方を解説したいと思います。
目次
仮想通貨投資はなぜすごいのか
仮想通貨が注目を集める理由は価格の高騰です。
仮想通貨は簡単に言えば電子マネーのようなもの※で、実際に物質としては存在しないデータ上だけの通貨です。
これが普通のお金と違って世界中どこにいても低い手数料で送金できるため、とても便利で革命的と言われています。
しかし、革命的に便利だから話題になっているわけではなく、価格が上がっているからです。
仮想通貨は株や為替と同じようなもの
価格が上がっていると何がすごいのか。
例えば・・・
1000円のものを購入して2000円で誰かに売ることができれば、1000円儲かったことになります。
株や為替などの投資はこの仕組みで成り立っています。
ビットコインなどの仮想通貨は、安く買って高く売ることができた人がたくさんいて、大金持ちになった人がたくさんいるのですごいと話題になりました。
ビットコインの価格推移(半年間)
2017年の年始に1BTC※あたり11万円ほどだったビットコインは、半年後の2017年6月には約33万円になりました。
※BTC=円やドルなどのような、ビットコインの通貨単位。
つまり、11万円持っていた人は33万円に増えたということです。
これは投資の利回り(利益を出すための効率)でいうと普通ではありえないぐらい高い数値です。
そのため、
ということに気づいて仮想通貨を購入する人が増えたというわけです。
仮想通貨はどこで買えばいいの?
仮想通貨の投資をしている人は一体どこで購入しているのか。
という疑問ですが、
仮想通貨の“取引所”というところで購入します。
普段使っている日本円と仮想通貨を交換するための、“両替所”のようなものです。
とはいっても、実物として存在するお金ではないのでお店があるわけではなく、インターネット上にある両替所です。
これが国内外のも含めたくさん存在するのですが、先に結論をいうと、
最も使いやすいのはコインチェック(coincheck)という取引所です。
その理由は、
①見やすい
②仮想通貨の種類が多い
③取引量が多い
この3点です。
取引所の登録は無料でできるため、ある程度慣れると複数の取引所を併用して利用する人が多いのですが、国内では過半数の人がコインチェックに登録していると考えていいと思います。
仮想通貨はいつ買えばいいの?
“安く仕入れて高く売る”ためには、なるべく価格が下がっていると時に購入るする、というのが原則です。
詳しくは下記でご説明しています。
仮想通貨はどれを買えばいいの?
最も予測しにくい部分ですが、なるべく時価総額と取引量が多いものを選択するべきではないかと言われています。
詳しくは下記でご説明しています。
投資をやったことがない人でもリスクはないの?
経験のない方からすればそう思うのは当然と思われます。
なので仮想通貨の投資を行う上でリスクとなり得ることを上げておくと、
主に高掴みとセキュリティー問題でしょう。
高掴みとは、価格が最も高い(であろう)ときに購入してしまうこと。
これを避けるためには、過去のチャートを見て「今が一番高い」というタイミングで買わないようにしましょう。
セキュリティー問題については、ラインの乗っ取りのようなイメージです。パスワード管理などをしっかり行いましょう、という当たり前の話です。
以上の2点が気をつけたほうがいい点です。
日本は仮想通貨大国と呼ばれている
日本の仮想通貨取引量は世界全体の40%ほどとも言われており、海外からは仮想通貨と大国と呼ばれています。
これは驚くべきことで、もともと日本人は海外に比べて投資や資産運用をしない人が多い国とされていました。
仮想通貨の場合は、難しい判断が必要なく、買って持ってくだけでよいという点や、他の様々な投資に比べてリスクが少ないという点が日本人から人気を集めた理由と考えられています。
少額でも取引が可能(コインチェックだと500円〜)なので、慣れないうちはほんの少しの金額から初めて見る、という方法もよいかもしれません。