リップル(ripple)と同じような仮想通貨は、実はたくさんあります。そのなかでも有名なものに、「ビットコイン(Bitcoin)」というものがありますね。では一体、このふたつはそれぞれどのように違っていて、どんなメリットをもっているのでしょうか。ここでは、リップルとビットコインの違いを説明したいと思います。
ビットコイントとは?
仮想通貨としては、「ビットコイン」の方が、その名がよく知れ渡っているかもしれません。ビットコインは、”仮想通貨”という概念が初めて生まれた時に開発された、仮想通貨第一号です。実はリップルのシステム開発者は、初期段階でビットコインの開発に関わったエンジニアである、ジョブ・マケーレブ(Jed McCaleb)という人物です。
そのあとに開発されたリップルは、「ビッコインの問題点を解消した仮想通貨」とも言われています。
BITCOIN♡MANIACS
リップルはビットコインの違いは?
それでは、リップルとビットコインの具体的な違いは主にのどような点か、項目ごとにご紹介したいと思います。
運営主体
リップルには運営主体が存在しますが、ビットコインには存在しません。
つまり、万が一システムにバグが発生した場合に、リップルの場合は運営主体が対応しますが、ビットコインにはこれがないため誰もフォローすることができない、という点を指摘する声もあります。
また、リップルは運営主体があることによって、リップル自体が金融機関と提携することができます。実際に、決済システムとして多数の銀行が導入にむけて検討に入っている状況です。
一方のビットコインにおいては、金融機関からすると、そのような話し合いをする相手がいないため「採用するか、しないか」を判断するのみ、ということになります。
しかし、この”運営主体を持たない”という特徴は一概にデメリットとして捉えることはできず、政情不安などによる信用の失墜が起きないというメリットもあります。
決済速度
ビットコインの決済速度は10分以上を要します。そのため、日常で通貨として流通させるのは非現実的だ、との意見も上がっているようです。
それに対してリップルはというと、約2.5秒で決済が完了します。
マイニング
リップルもビットコインも共通している点として、通常の通貨と違い、発行される枚数に上限が決まっているという点があります。
上限はそれぞれ・・・
リップル:1000億枚
ビットコイン:2100万枚
となっています。
さらに、ビットコインは上記の上限枚数がまだ市場には出回っていません。残りは「マイニング」と呼ばれる、”採掘作業”をコンピューター上でを行うことで、まだ市場に流通していないものを発掘することで手に入れることになります。
BITCOIN♡MANIACS
しかし、リップルには、この「マイニング」という概念はなく、すでに市場には上限となる1000億枚が供給されています。
この違いが何を意味するかというと、供給枚数の少ないビットコインと比べてリップルは希少性が低く、価格の上下変動が小さく推移するということになります。つまり、ビットコインが”ハイリスク・ハイリターン”なのに対して、リップルは”ローリスク・ローリターン”であると言われています。
結局どっちがいいの?
結局のところ、投資をするにあたってどちらが優れているとは一概に結論付けられないのが現状のようです。多少のリスクを覚悟して高い報酬を狙いたいのであればビットコイン、比較的安全にことを進めたいのであればビットコインを選択するのがよいのではと思うわけです。
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