公開:2017/05/09 (更新:2017/10/17)

仮想通貨ニュース

コインチェック、システム障害で一時取引停止に。発生の原因と今後の見通しは?

仮想通貨の取引所として知名度も高くユーザーも多いコインチェックにてシステム障害が発生しログインができなくなりました。

一時的に取引が完全に停止となった原因と今後の見通しについて調べ対策をまとめました。

コインチェックでバグが発生

本日(2017年5月10日)午前11:00頃、コインチェック上のビットコインのチャート表示にエラーが発生しました。

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20万円(1BTC)ほどの相場だったビットコインの価格が一時的に90万円(1BTC)を超える数値を記録しています。

リアルタイムでこの現象を目撃していた人も多いかと思われます。

取引所が一時的に停止

エラー表示が出た直後、コインチェックのアカウントにログインできなくなりました。

そしてコインチェックからシステム障害発生の通知メールが届きました。

スクリーンショット 2017-05-09 16.38.06

取引所復旧

同日16:30頃に復旧しました。

現在は通常に取引きや売買もできる状態に戻っているようです。

スクリーンショット 2017-05-11 3.59.48

また、通貨の購入や送金も翌日(5月10日の午前中)には再開しています。

システム障害の原因はハッキング?

コインチェックのセキュリティについて、以前より当事者であるコインチェックは問題ないと公表していましたが、一部のユーザーからは懐疑的な意見が上がっていました。

今回のシステム障害の原因について、コインチェックからは以下のような説明が通知されています。

また、本事象につきましては、ハッキング等で外部からの攻撃を受けたものではございません。ご利用者様の個人情報、並びに資産の流失はございません。

原因、復旧につきまして、現在早急にご報告の準備を進めております。

ハッキングではないと明確に言及していますが、実際の原因については何も説明されていません。

少なくとも、今回起きたトラブルでによって最も大きな問題となったのは、

コインチェックで仮想通貨を購入しコインチェックの口座上で保有していた人が、取引停止中の約5時間も自分の資産にアクセスできなかったということです。

普段取引を行なっている人なら想像できるかもしれませんが、もし取引が停止となっている間に大きな値動きがあった場合、巨額の資産を失いかねない状態でした。

取引所、今後どうすべきか?

国内最大級の取引所であるコインチェックで今回のような問題が発生したことを受け、今後の仮想通貨の保管方法や使用する取引所の選択についてより慎重に判断する必要が出てきたように思います。

まず使用する取引所について、コインチェックから今回のシステム障害の原因について正式な公表があるまでは、一旦コインチェック以外の取引所を使用するのが無難と思われます。

更新情報:本件の発生経緯についてはすでにコインチェックから正式な公表が出ています。

本事象発生の原因
1:システムが算出している仮想通貨購入・売却価格に異常値が発生
2:異常値による約定を巻き込み、弊社が提示していた仮想通貨の価格が実勢レートと大幅かつ明確に乖離
3:取引所と販売所において安定したサービスの提供が困難と判断し、サービスを停止
コインチェック公式サイト

国内で信用の高い取引所はビットフライヤーです。

正直なところ、使いやすさや取り扱い仮想通貨の種類が多さでコインチェックの方が便利な為多少の不便さは感じますが、コインチェックの安全性が証明されるまではビットフライヤーを利用しておくことをおすすめします。

更新情報:本件の発生経緯についてはすでにコインチェックから正式な公表が出ています。

ビットフライヤーについて詳しく見たい方はこちらからどうぞ→ビットフライヤー公式サイト

また今回のように突然自分の資産にアクセスできなくなる状況を想定し、保有している仮想通貨は取引所にそのまま保管せず、あらかじめローカルのウォレットに送金して保管することも合わせておすすめします。

コインチェックのシステム障害で起きた「ログインできない」「送金できない」などのトラブルを未然に対策しよう。

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